募金の趣意

六甲学院は、日本のイエズス会中学・高等学校として初めて1937年に創立された学校です。校舎の建設からイエズス会宣教師の派遣に至るまで、多くの国々からの支援・協力のもとに、学校の基礎が築かれてきました。

神戸の地で多国籍のイエズス会修道士を中心とした国際色豊かな人間教育と、知性を育む優れた学問的教育、「For Others,With Others (他者とともに他者のために尽くす人間)」を指針とした人間教育を実践してきました。

創立90年を間近にした今、イ工ズス会教育の理念に基づく教育活動の根幹は変わりませんが、取り巻く教育環境は大きく変化しています。そのなかで六甲学院の教育内容をより充実させ、各プログラムを継続・深化させるため、施設設備を更新・整備し、奨学給付金を拡充することが必要となっています。

現在の教育活動への経済的支援と、100周年を見据えた新たな構想のために「六甲学院未来つばさ募金」を創設しました。六甲学院は、全ての六甲生が充実した環境で育ち、誇りを胸に飛び立っていくことができる学び舎であり続けなければなりません。 みなさまのご協力をお願い申し上げます。

六甲学院中学・高等学校 校長髙橋 純雄

応援の言葉

卒業生の皆さん、お元気ですか。

利益追及、効率追及の風潮の強い昨今、「FOR OTHERS, WITH OTHERS」の理念を貫き続ける六甲教育は、公正で公平な社会を実現するため、きわめて重要です。

少しずつでいいと思います。世に流されず、高みを目指す六甲教育をみんなで応援しませんか。

六甲伯友会 会長藤本 久俊