6-7月図書委員活動 2014年07月16日

6月に体育祭があり、とっても忙しかったのでUPが遅れてしまいました(反省)。では、2ヶ月続けて図書委員のオススメ本を紹介します。広報07月

広報誌『図書館へ行こう』より(C組)

–6月のオススメ–

1.神様のカルテ 2.密室に向かって撃て 3.ダース・ヴェイダーとルーク 4.13階段 5.理由あって冬に出る 6.王子と乞食 7.幸福な生活 8.悪夢のエレベーター 9.指輪物語 10.龍のすむ家 11.村上海賊の娘 12.最後の喫煙者

–7月のオススメ–

1.ヤッさん 2.万能鑑定士Qの事件簿Ⅰ 3.ダース・ヴェイダーとプリンセス・レイア 4.グッバイ・ヒーロー  5.ココロ・ファインダ 6.プリズム 7.疾風ロンド 8.ルーズヴェルト・ゲーム 9.アインシュタイン痛快!宇宙論10.神獣聖戦 11.池袋ウエストゲートパーク 12.イニシエーション・ラブ

【C組広報班長オススメ紹介文】『池袋ウエストゲートパーク / 石田衣良』07C組

  カラーギャングというものを聞いたことがあるだろうか。カラーギャングとは、若者たちがそれぞれの色を掲げ、ギャング集団となったものである。主人公:マコトの友だちには、池袋最大のカラーギャング「Gボーイズ」のキング:タカシや三大暴力団の一角「羽沢組」の下部組織「氷高組」で中間管理職えおしているサルこと、斎藤富士男など、様々な職種の人がいる。 この本は、何か事件が起きて、それをマコトがトラブルシューティングするといった形で進んでいく。一冊で一年が過ぎ、それぞれの季節ごとに一つの話がある。だから、一巻で地元の工業高校を卒業したといっていたマコトも最新の十巻では28歳になっている。自分も共に成長して、最初、理解できなかった内容も、次第に理解できるようになった。なぜ理解できなかったのか。それは内容が、深く、濃く、大人でないと理解できないようなものであったからである。この本には、どの話にも根底には社会問題がある。例えば、一巻の発売になった2001年には、少女買春が社会問題となっていたが、表題作「池袋ウエストゲートパーク」でも、そのことが取り上げられている。また、九巻の「ドラゴン・ティアーズ-龍涙-」では,中国人留学生が取り上げられている。作者が捉えた池袋の”今”をありのままに綴っているのだ。暴力や性など、少々過激な内容も含まれているが、それにも勝る、読む価値があるので、ぜひ読んで欲しい。(K1:渡邊就作)

壁面展示東(A組)

– 6月のオススメ  『テーマ:雨』 –

1.有頂天家族 2.光の雨 3.レインツリーの国 4.武装島田倉庫 5.萩を揺らす雨

– 7月のオススメ  『テーマ:海』 –壁面07

1.シーバス・フィッシングがわかる本 2.クラゲ世にも美しい浮遊生活 3.南の島のティオ 4.アクアリウムにようこそ 5.深海生物の謎 6.海底二万里 7.海の底

壁面展示西『(D組)

– 6月のオススメ  『テーマ:探偵・推理小説』 –

1.放課後はミステリーとともに 2.精霊の守り人 3.怪人二十面相 4.ホーンテッド・キャンパス 5.謎解きはディナーの後で 6.そして誰もいなくなった 7.刑事コロンボ 8.桜子さんの足下には死体が埋まっている

– 7月のオススメ  『テーマ:シリーズ・長編小説』 –

1.ぼくらのシリーズ 2.精霊の守り人 3.「物語」シリーズ 4.怪人二十面相 5.万能鑑定士Qの事件簿 6.上流階級 7.三国志 8.Another

館内展示(B組) 07展示B

– 6月のオススメ  『テーマ:湿った心が元気になれる本』 –

1.永遠の0 2.またまたへんないきもの 3.空想科学読本 4.I found it ! 5.巨大重機の世界 6.阪急電車 7.ギリシア神話 8.木漏れ日に泳ぐ魚 9.おおかみこどもの雨と雪 10.いとみち

– 7月のオススメ  『テーマ:息抜きにピッタリの本』 –

1.うさぎの眼 2.みんなが知りたい地下の秘密 3.つれづれノート 4.缶詰ラベルコレクション 5.少女不十分6.よろず占い処陰陽屋へようこそ 7.山中伸哉先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた 8.オーデュボンの祈り 9.化物語 10.おれは非常勤

【B組展示班長オススメ紹介文】『少女不十分 / 西尾維新』07展示B

 面白かった。読み終わった時の感想はこの一言に尽きる。とても面白いからこそ、ネタバレをしないように紹介をしたいのだが、この本を語るにあたってネタバレを防ぎようがないだろう。ならば、この本の内容については語らないでおこうと思う。西尾維新の作品を読んだことがある人はわかると思うが、この本もいつもどおりに独特の雰囲気を持っている。そして、この本は、今までの西尾維新の作品をたくさん読んだ人には特におすすめである。西尾維新の作品の統一されたテーマをわかりやすく教えてくれるからだ。そして、最後に一言。この本は物語ではない。一つの事件だ。(C2:久田峻暉)