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校長先生のお話

2013年03月19日のお知らせ

中学卒業式

 中学の卒業式を迎えた73期生にとっては六甲での生活の前半の3年が終わったことになります。 73期は中1の7月までは旧校舎、途中の2年3か月が仮設校舎、中3の11月から新校舎での生活となりました。 めまぐるしく変化した3年間であったわけですが、それだけにかえって思い出深い中学校生活となったのではないでしょうか。

 今年は創立75年ということで、私にとっては六甲とはどのような学校かということを考える良い機会となった年でした。 おそらくこれは君たちにとっても程度の差こそあれ、六甲という学校を考えるいい機会になったことと思います。 4月から高校生になります。 六甲中学を卒業する今、この3年間を振り返ってみてください。 そして、六甲であと3年間過ごすことの意味をじっくり考えてみてください。 そうすれば充実した高校生活を送ることができると思います。

 そして、君たちの中には中学卒業と同時に色々な事情から六甲を去る生徒がいます。 君たちの歩む道は六甲高校に進む友だちとは異なる道となりましたが、君たちには新しい舞台が待っています。 新しい舞台で存分に活躍してください。 「善き人間」という目標に到達する道としてはどこを通っても同じだと思います。 六甲時代に培った友情、思い出を心の糧として自分に与えられた道を信じて進んでほしいと願っています。

 73期生に神様の豊かな恵みがあることを祈りながら式辞といたします。