休校中、配信されたたくさんの授業。先生って凄い。司書Sは月ロケットの古文授業を真面目に視聴しました。「なるほどー。大学受験前に聞いておきたかった~」とつぶやきながら。とはいえ、高校生の頃は生意気で、大人(親と先生)の言うことなんかまともに聞いてなかった…という自信はあります。今だから素直に聞けるんだろうな、と考えたらその理由が気になって、センターの新刊から1冊読んでみたので紹介しておきます。
ハーバード流「聞く」技術 パトリック・ハーラン KADOKAWA
東工大で講義をしているだけに、文章は明快でユーモアもたっぷり。パックン本人の体験談も多くて具体的です。(p204:パックンも、高校時代にお母さんの言うことを聞かなかったことを後悔している話に笑ってしまいました)
家族と話すときに「どうせ」や「だって」がよく出てしまう人いませんか?私もそうでした。なんで素直に話が聞かれへんのかなー。先入観や決めつけ=自分の考えの癖、が聞くことを邪魔しているという指摘は耳が痛い。まずはそういう自分の癖を認めて、心の門を開いてまっすぐに情報を受け止められたらいいね。
パックンは「聞くことは考えること」だといいます。情報をインプットして自分なりに咀嚼し、アウトプットする。そうすると、新しい世界が開けてくる、と。「聞く→聴く→訊く→効く」の4ステップで、人生が豊かになる技術を身に着けてみませんか。
登校日、グラウンドに生徒の姿が見える!!!うれしいな…
館内はまだ開館準備中。
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