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4月図書委員活動 2014年05月20日

今月から2014年度前期図書委員会となりました。今回の班分けは曜日ごとではなく、クラスごとの縦割り班になっています。それでは各班長イチオシの紹介文とともにお楽しみください。

広報誌『図書館へ行こう』より(中1~高2のC組) 班長:K1A 吉久健朗

広報05

【C組オススメ作品】

1.裁判長!おもいっきり悩んでもいいすか 2.ドラゴンラージャ 3.レベル7 4.空想科学読本 5.サスツルギの亡霊 6.有頂天家族 7.夢はトリノをかけめぐる 8.ハサミ男 9.弱くても勝てます 10.ビブリア古書堂 11.獣の奏者Ⅰ闘蛇編 12.ロートケプシェンこっちへおいで

 

【C組広報班長オススメ紹介文】『ロートケプシェンこっちへおいで / 相沢沙呼』

Dクラス

 高校生マジシャン酉乃初が学園で起こる謎を解いていく物語の第二巻。第一巻の「午前零時のサンドリヨ ン」は第十九回鮎川哲也賞に満場一致で選ばれた作品です。その措辞の巧みさがとても評価されていて、僕も実際その文章表現に圧倒されました。しかし、この二巻は一貫の上を行く出来だと思います。物語は一人の女子高生の不登校につい手がメインの話となり、それを軸に展開していきます。この物語は穂淫蕩に文章表現が巧みで読んでいてとても楽しいですそして、この第二巻、確実に騙されると思います。筆者の上手い言葉の使い方で読者を巧みに間違った方向へ誘導する。「だまされる」話と宣伝している本はたいてい重要な前提を全く無視していて、一言も触れていないとが多いと思っていて、あまりそういう本で騙されたことはなかったし、もし騙されたとしても先入観を持たずにもう一度読めば、まず騙されない。しかし、この本は前提にきちんと触れています。しかし、最後まで触れきっていない(少しわかりにくい表現ですいません)ので先入観を持たずには読めないと思います。実際何度読んでも僕は先入観を捨てきれませんでした。
 また、普通日常ではこんな風には考えないし、言わないだろうという不自然な言いまわしが無くリズム良く進んでいくのでとても読みやすいです。(C2 村上瑞紀)

壁面展示東『スポーツ』より(A組) 班長:C2A 岡田耕太郎

壁面展示西『短い話』より(D組) 班長:K2C 並河篤

【A組オススメ作品】1.一瞬の風になれ 2.精霊の守り人 3.風が強く吹いている 4.サッカーボーイズ 5.魔球 6.走れT校バスケット部 7.鴨川ホルモー

【D組オススメ作品】1.その日のまえに 2.バイオハザード アンブレラクロニクルズ 3.十五少年漂流記 4.化物語 5.ブランコのむこうで 6.早く名探偵になりたい 7.カフカ・セレクション 8.ぼくは勉強ができない 9.レインツリーの国

 【A組壁面班長オススメ紹介文】『鴨川ホルモー / 万城目学』Aクラス

時は最近、場所は京大。1回生の主人公は、怪しげなビラにつられ、ろくに活動内容も知らされぬまま、「京大青竜会」なる怪しげなサークルに入る。そこで行われていたことは、「ホルモー」という名のスポーツだった!万城目学の衝撃的なデビュー作。(K1 小松誠)

 【D組壁面班長オススメ紹介文】 『十五少年漂流記 / ヴェルヌ』Dクラス05

主人公が男の子たちなので、六甲生の人は本にすいこまれるかもしれません。きちづくり、食べ物調達(つりなど)などをします。たぶん男の子がよむと「俺もやりたいな」と思うかもしれません。本の内容は無人島に嵐でたどりついた15人の男の子たちが協力して毎日を過ごします。この15人は、自分たちの町に帰ることができるのでしょうか?(C1 梅村渓樹)

館内展示『長期休暇はこれをして過ごす!私の趣味はこれだ!!』より(B組) 班長:K2C 清水勇祐

【B組オススメ作品】1.一瞬の風になれ 2.銃の科学 3.日本のデザイン 4.三国志 5.日本のアニメは何がすごいのか 6.自転車で行こう 7.夜のピクニック 8.僕は写真の楽しさを全力で伝えたい! 9.宇宙太陽光発電所

 【B組館内展示班長オススメ紹介文】『夜のピクニック / 恩田陸』Bクラス05

趣味…は特にないので仕方なくオススメの本を紹介。(まあ、読書が趣味かな)
ピクニックと題にありますがまったく関係ありません。中身は六甲の「強歩会」とよく似た「歩行祭」のある学校における高校生の青春が描かれている作品です。
強歩会は31kmに対し、歩行祭はなんと80km!その過酷な行事の裏にある「おまじない」とは…(K2 北村慎平)