7月1日は1学期最後の図書委員お仕事日でした。
カウンターをしながら、6月のPC利用者の統計を数えています。
新刊案内を綺麗にレイアウト中。
・・・声をかけられないくらい 集中している!。
1学期間みなさんお疲れ様でした。
夏休みが明けたら文化祭の準備です 😎 。
本校卒業生である、11期井上正順博士(蛋白質の研究者)
より寄贈していただいた、野口英世のフラスコやパピルスなどを、
関連する本と一緒に学習センター内に展示しています。
また、古泉校長先生直筆の説明ポスターも廊下に掲示してあります。
真剣に見入る生徒
パピルス解読はすすんでる?
ちょっと本の紹介
イザベル・R・プレセット『野口英世』
精神医学専門の出版社、星和書店から出版されたものです。
貸出履歴がないので、校内で読んだ人はいないのでは?
著者のプレセット女史は精神科医の娘で、父親の研究を手伝い、
仕事を引退してから、野口英世の伝記を執筆しました。
教科書に書かれた偉人の英世像でもなく、渡辺淳一の『遠き落日』の英世像でもない、
アメリカの研究生活を中心に描いたこの本を、ぜひ読んでみてください。
そして、最近の図書委員はテスト前にもかかわらず、
カウンターの仕事に
広報誌の制作に
働いています。えらい! 😎
6月になりました。例年になく暑い晴れた日が続いています。
6月最初の図書委員会では、こんなことをしています。
月に1回、図書委員が作っている広報誌『図書館へ行こう』を
各クラスに配布するために作業をしているところです。テキパキ。
こちらは、6月のテーマ「スポーツ」に関連した
図書委員のおすすめの本を紹介文とともに書架に並べているところ。黙々。
文化祭で図書委員が企画する「古本市」にむけて回収箱の準備。用意周到。
来月のテーマは何にする?
先輩、後輩が真剣に検討中。
期待できそうです。
『図書館に行こう』は各教室の後ろに置いてあります。
みなさん、ぜひ読んでください。 😀
古本の回収箱 は各学年に1個置いてあります。
ご協力お願いします。 😎
2014年度の図書委員会活動は終了しました。(みんなお疲れさまでした~)
図書委員最後の仕事は、新しく入ってくる中学1年生に推薦する本の紹介です。
1階の西広場には、委員手書きの「オススメ」を掲示しています!
学習センターでは委員がオススメしてくれた本を展示中。
あら?・・・新入生が入る前に、在校生が借りてしまった・・・棚がスカスカ??
また、センター北側の掲示板ではこの1年の貸出状況などをグラフで掲示してあります。
1年間でもっとも本を借りたのはダントツで中1C組。
しかし中2B組には年間250冊以上借りていた人もいる!!!!
新入生のみんなも77期に負けないくらい本を読み、センターを上手に利用してくださいね。
—選書した本の紹介 第2弾!! —
『食べるならどっち!?不安食品見極めガイド』 / 渡辺 雄二
この本は、普段よく口にする製品を添加物の含有量や危険性から、食べるならこっち。こっちはダメ。という二つに分けられています。例えば、スナック菓子のページではじゃがりことうまい棒についての比較が書かれています。その製品に含まれている添加物が、すべて書かれていて注意が必要なものにはそれについての詳しい解説も書かれています。写真もついているのでただ見るだけでも十分楽しめるように作られています。これを読んで安全な食生活を送ってみてはどうでしょうか?
ちなみに、これと同じシリーズの「使うならどっち?」という本もあります。これも一緒に読んで見るのもいいかと思います。(K1:O)
『ニューヨークが教えてくれた幸せな言葉』 / 岡田 光世
この本はニューヨークに住んでいる筆者が実際に体験した出来事をまとめた短編集です。1つ1つのエピソードがとても短く(2ページぐらい)内容もコミカルなものが多いため非常に読みやすいのが特徴です。しかし一方で、アメリカの貧困等の問題によってひきおこされる切ないエピソードも入っていて胸を打たれます。
このように、娯楽として楽しみつつもアメリカの民族性や問題点を無理なく気軽に学べるので、面白いエッセイを読みたいという人はもちろん旅行に行く等の理由でアメリカについて知りたいという人にもオススメの1冊です。また、同じ作者の似た本もありますのでそちらも合わせて読んでみるといいと思います。 (K1:K)
『プロが教える 気象・天気図のすべてがわかる本』 / 岩谷忠幸
この本では気象の仕組みや基礎知識から、天気図の読み方、異常気象まで色々な事が分かります。この本の薄さで天文気象部の私でもおどろくほどの知識を得ることができました。
例えば歴史や噂からなど気象にまったく興味のない人でも様々な切り口での解説が載っているので誰でも気軽に読めます。是非読んでみてください(もしよければ天文気象部へ!)(K1:E)
『超・絶景宇宙写真』 / 寺門和夫
皆さんは美しい宇宙の写真を見た事があるでしょうか?それらの写真は、望遠鏡や人工衛星から送られてきたものなのですが、もともとそれらには色がついていません。X線写真などはもともと、目で識別できる可視光をとらえている写真ではないからです。それらが地上に送られてきた後、色づけがされているのです。
この本にはそのような感動するような写真がたくさん収録されています。その他にも、スペースシャトルの打ち上げ時の写真なども年代順に並んでいて、見ていて飽きない写真集となっています。是非一度読んで下さい!!!!!!!!(K1:W)
『マックスむらい村井智建を語る』 / マックスむらい
この本は今はおそらく知らない人は居ないであろうAppBankの代表取締役CEOでありYoutubeやニコ生に超真剣に遊ぶ姿勢のゲーム動画などを配信している村井智建氏がマックス村井になるまでの生い立ちがとても細かく書かれています。この本を読んでいただければ分かるだろうがマックス村井の経歴は尋常じゃなく、一言で言いあらわすことが出来ません。
この本を読んでいただければマックス村井の見かたが大きく変わると思います。(C2:M)
『メンタリストDaiGo の相手を意のままに操る「話し方」入門』 / DaiGo
この本は数年前にブレークしたメンタリストのDaiGoの著書です。
この本は題名の通り人の考えを自分の思う方向に誘導させる方法などが書かれています。もちろん簡単にマスターできるようなものでありませんが自分の意識一つで、できるようなものもあります。しかしこの本は社会人のビジネス向きの本なので中にはあまり使わないようなものあるのでしっかりと考えて使うようにしましょう。ここを卒業した時に役立つテクニックもあります。難しそうに見えますが思ったより簡単なので是非読んでみて下さい。(C2:M)
2014年12月16日(火)、図書委員7名で三宮のジュンク堂にて選書ツアーを行いました。
高校生6名、中学生2名(内、中学1年生は当日インフルエンザのため学年閉鎖となり泣く泣く断念)で50冊ほど選び購入しました。
—選書した本の紹介 第1弾!! —
『高校入試』 / 湊かなえ
鮮烈なフレーズと共に話題となった同名のドラマを、脚本を手がけた湊かなえ自らが小説化した本書。舞台となるのは、通称一高と呼ばれる有名校。入試当日、試験が始まって間もない時、ある教員がインターネットの掲示板上に入試問題が書き込まれていることに気付き、それを皮切りに様々な事件が発生していくこととなる。受験生が全てを賭けて臨む場で起こる事件に学校はどこまで公平に対処できるのか。
登場人物毎に視点が変わり、事件の全貌が少しずつ見えてくる筆者特有の書き方が遺憾なく発揮されており、じわじわと氷解していくような感覚は筆舌に尽くし難い。(K2:T)
『時をかけるゆとり』 / 朝井リョウ
「桐嶋、部活辞めるってよ」で華やかなデビューを飾った著者の「圧倒的に無駄な読書体験」ができるエッセイです。
「ゆとり世代」と呼ばれている著者と同世代の若者を、自身の視点から一歩離れた目線で冷静に観察し、リアルな会話で読者を引き込んでくれます。いい話になりそうなところですぐさま自分でツッコミを入れてしまうのも特徴です。馬鹿馬鹿しいかもしれないけれど可笑しくて仕方がない。学生の自分にも、あるいは自分の周りにもこんなことが起こるかもしれない、そんな風に思わせてくれる本です。(K2:S)
1学期の終業式(7/18)後、灘校にて交流会が行われました。
文化祭や中間テストなどで遅くなりましたが、ご報告致します。
討議の課題は「集団的自衛権行使の是非について」であり、一部の人には少し難しいものであったかと思います。灘にはディベート(討議)部もあり討議には慣れているようでしたが、六甲側は、もともとアウェイの上に相手の気迫に押され、完全に飲まれているようでした。
僕は集団的自衛権行使に反対の立場から意見をしていましたが、灘の学生からは全く異なる視点の意見も多く出され、有意義なものでした。ODAに関する意見は、なかなか面白い物だったと思います。
次回は討議だけではなく、図書館内を案内してもらえればと考えています。六甲の図書館を使い慣れたものからすれば、かなり使い勝手悪いですから。
最後に、灘の学生に尋ねたところ、大体の本は二日で一冊読めるそうで感心しました。
六甲でもそれぐらい、この素晴らしい図書館を活用してみんなが本を読むようになればいいなと思います。
高1 古城輝樹