今月も、各班の班長が選んだ、班イチオシの紹介文とともにお楽しみください。
広報誌『図書館へ行こう』より(金曜班)
【オススメ作品】
1.虚構市立不条理中学校 2.東京ディズニーランド150の秘密 3.世界の変なトイレ
4.怪談・奇談 5.まさかの顛末 6.午後からはワニ日和 7.約束
8.ボッコちゃん 9.色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 10.再会
【金曜日班長オススメ紹介文】
『再会 / 横関大』
これは2012年にフジテレビでドラマ化されています。ちなみにキャストは堤真一、長澤まさみ、神保悟志、江口洋介、香川照之、加藤清史郎など・・豪華俳優陣でいっぱい!
—岩本万季子、清原圭介、佐久間直人、飛奈淳一の4人は小学校の卒業式前日にある秘密を隠したタイムカプセルを校庭に埋めた。その23年後、美容室を経営する万季子は、スーパー店長・佐久間秀之から息子の雅樹が万引きしたと呼び出される。私立中学校への進学が決まっている息子を心配する万季子を見透かすように、佐久間は金銭を要求する。東京に住む元夫の圭介と相談し、圭介に金を私に行ってもらうと、次は万季子の肉体を要求してきた。翌日の夜、何とか金でことを収めてもらおうと取引現場に向かった圭介は、佐久間の死体を発見するが、自分たちに疑いがかかることを恐れ逃げてしまう。翌日、佐久間の死体が発見され、警察の調べにより、佐久間の死因が射殺で凶器の拳銃が23年前に駐在警官だった圭介の父親のものと同じものであることが判明する。だが、その拳銃は、あのタイムカプセルに入れたはず…
中身も埋めた場所も知っているのは4人だけ。誰がタイムカプセルを掘り起こしたのか?23年の時を経て、4人それぞれが抱えてきた心の闇に光が差す…(C1C 味田創)
館内展示『今年度読んだ本で一番印象に残った本』より(木曜日班)
1.NIGHT HEAD 2.20世紀少年 3.悪の教典
4.死ねばいいのに 5.ミザリー 6.永遠の0
7.凍りのクジラ 8.夢をかなえるゾウ 9.半パン・デイズ
10.さまよう刃 11.プラチナデータ 12.流星ワゴン
【木曜日班長オススメ紹介文】
人気小説「ミザリー」シリーズの作家、ポール・シェルダンは雪道で事故を起こしてしまい下半身が動かなくなってしまうも、彼の熱狂的なファンである元看護婦に助けられ、彼女の家に運ばれます。しかし、助けられ安心したのもつかのま、彼女は大けがを負ったポールに自分だけの小説を書くように要求してきてきます。
熱狂的なファンの心理の怖さや極限状態で人間はどう行動するのか、スティーヴン・キングの小説ならではの人間の怖さがとてもよく描かれており、登場人物の少なさからとても分かりやすくおもしろい本です。(C3D 石垣慶太)
壁面展示『これだけは読んでほしい本』より(水曜日班)
【オススメ作品】
1.爆笑テストの珍解答 2.砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 3.一瞬の風になれ
4.理科年表 5.盗賊会社 6.ウォーリアーズ 7.14歳からの哲学 8.ソウルケイジ
9.新・ゴーマニズム宣言戦争論 10.りら荘事件 11.ゴールデンスランバー
【水曜日班長オススメ紹介文】
「擬人化」という物がある。それには二種類あって一つは姿を人間とする物。”パズドラ”等にも人のような姿をした物が出てくる。そう、それだ。もう一つは、あたかも人と同じ感情を持っている様に描く物。それがこの”ウォーリアーズ”なのだ。これは森の中に暮らす部族猫が4つのグループに分かれて暮らしていると描いていて、外国文学ならではの坦々とした、いや淡々とした心情・場景描写が心地よく胸に響く作品だ。(C2D 渡邊有輝)
【オススメ作品】
1.ぼくらの最終戦争 2.世界の美しい透明な生き物
3.徳川慶喜 4.ハリーポッターと死の秘宝×2
5.日本代表がW杯で優勝する日 6.卒業
【火曜日班長オススメ紹介文】
皆さん 今年6月に何があるかもちろん知ってますよね?
そう!ワールドカップ!そのファイナル、つまり決勝に残る日本代表の姿を妄想いやいや想像する人はほぼいないか、もしくはいないやもしれません。しかし、その可能性は0パーセントではありません!この6月の大会では無理かもしれないけど、いつか・・・と夢を持つことのできる本です。
サッカー好きなら一度読んで見るべし!!(C3A 神鳥哲)