年末の選書ツアーからほぼ2ヶ月・・・
やっと参加した委員9人の書評が出揃いました。
センター北側廊下の窓に掲示してあります。
今日はその中から高校2年、E君の書評をご紹介しましょう。
宇宙旅行はエレベーターで / ブラッドリー・C・エドワーズ、フィリップ・レーガン著 オーム社
今の時代は「地球を冒険するには遅すぎ、宇宙を冒険するには早すぎる時代に生まれた」とよく表現される。でもそれは本当なのだろうか。科学技術が発達した今、「冒険すると」までは言えなくても、一度は宇宙に行ってみたいものだ。私はいままで地球と宇宙をエレベーターごときで行き来するとは冗談も大概にしろと思っていた。 だがこの本を読みながら、宇宙エレベーターに現実に乗れて、地球を眺める日が来ると思うと感動しすぎて読みふけってしまった。残念ながらここで感動を伝えるべきなのだが、それを書くには余白が狭すぎる。 どんなに疑い深い人でも、この本を読めばいかに宇宙エレベーター構想が現実的で素晴らしいものであるか全てを理解することができだろう。非常に多角的な視点をもって可能性を吟味している。 もしかすると将来の家族旅行の行先は宇宙になっているかもしれない私たちが読んでおきたい一冊だとおすすめする。 |
うーん、この本を読んでみたくなりますねー 😯 !
また少しずつ委員の書評を紹介していきます。
本は、ブラウジングコーナー南側に展示中。